丹波黒豆は丹波地方の寒暖差も大きく影響している

丹波黒豆

黒豆が獲れる丹波地方とは

京都の名産でもある丹波黒豆は、地元の京都だけでなく全国から親しまれています。

そんな人気の黒豆が生産される丹波地方は、周囲を山々に囲まれているのが特徴で、現在でも豊富な自然や田園風景などが残っています。その景色に魅了される人も多く、沢山の人に愛されています。

京都府は、北西から南東方向に細長くのびた地形をしており、南東部の「山城地方」、中央部の「丹波地方」、北西部の丹後地方とに大別されます。

丹波地方は寒暖差が大きいのが特徴であり、主に秋から初冬にかけての昼夜の寒暖差が大きく、状況によっては深い霧が発生することも少なくありません。その霧は「丹波霧」とも呼ばれていて、この地域では有名です。

丹波黒豆は、丹波地方の寒暖差を上手く活用して栽培しており、それが黒豆を美味しいものへと成長させているのです。

本黒と早生

丹波の黒豆というと黒枝豆がありますが、10月頃から2週間程度の短い間に収穫される「本黒」と、それより前の7〜9月に収穫される「早生」とに分類できます。

早生は比較的あっさりした味わいを満喫でき、一方の本黒はコクや旨味が多いのが特徴です。
本黒と早生はどちらもよく似ていますが、大きな違いは粒の大きさにあります
本黒は早生と比べて粒が大きく、さらに黒い斑点や茶褐色になっている点も挙げられます。

本黒と早生も、丹波地方の寒暖差が大きく影響しているのです。
丹波の黒豆は収穫時が短いこともあり、入手するのが大変と言われています。
それだけ人気のある製品であり、全国のファンからも親しまれているのです。

丹波黒豆は京都の丹波地方で生産されている製品ですが、この地方特有の寒暖差も品質に大きな影響を与えています。
こちらの地方は、秋から初冬にかけての昼夜の寒暖差が大きいのが特徴になり、その気候も上手く活用しているのです。
丹波の黒豆を食べる際には、そのような事柄を把握しておくと、より美味しくいただけます。

京都丹波西村farmでは、例年、10月上旬から下旬にかけて期間限定で本黒の黒豆枝豆を販売しています。
ネット通販もありますので、是非とも本物の「丹波黒豆」をゲットしてください。
生産量も限られていることから、すぐに売り切れてしまいます。お見逃しなく!

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