お米の美味しさを表す食味値
お米の美味しさを表す食味値
食味値は、美味しいお米を判断するために作られた指標の1つです。
お米の美味しさを数値化するなど科学的にお米を分析することから、米・食味分析鑑定コンクールでは審査の基準としても用いられてる指標です。
食味値の平均値はおよそ65〜75点ほどであり、70点を超えると7〜8割の人がそのお米の美味しさを感じるようになります。77点以上にもなると、ほとんどの人が美味しいと感じるようになり、そのお米には「特A」というランクが与えられるのが特徴です。
京都丹波西村farmが作る「西村ファームの京ほたる米」は、食味値87点の「特A」評価をいただいています。
食味値は水分、タンパク質、アミロース(デンプンの1種でお米自体の粘りや固さに関わります)、脂肪酸の4つの要素をもとに判定をおこないます。
食味値を分析するときに主に使用されるのが「食味分析計」という専用の装置です。食味分析計にはお米を入れるスペースがあり、そこにお米のサンプルをセットすることで計測が開始されます。測定時間はおおよそ20秒ぐらいで、装置によっては複数回に渡って計測することも可能です。
食味値が高いお米を育てるには、使用する水の質をはじめとして適切な気候や土壌など、お米の発育に良い環境を揃える必要があるのですが、同時に使用する肥料の選定や使用するタイミング、水田に水を入れるタイミングや中干しをするタイミングなどの要因でもお米の質がよくなり食味値が上がることがあります。そのため生産者の工夫次第では70点以上をお超える美味しいお米を作ることも不可能ではありません。
京都丹波西村farmが作る「西村ファームの京ほたる米」は、ネット販売もしていますので、是非ともご賞味ください。